オンライン英会話のイラストの描き方

オンライン英会話のイラストの描き方。パソコンを通じて、英語ネイティブ講師と思われる人物と英語で会話している人物のイラストなのだが、全4種類を素材屋小秋にアップした。ここでは、制作過程や、配色で気をつけた点を解説してみる。
先生のパターンは4種類
#1は、いわゆる白人女性講師と若い女性。金髪碧眼の先生というのは、オンライン英会話ではそうメジャーではないイメージがある。
しかし、英語の先生といえばこんな感じ(エレン先生みたいな)、というステレオタイプにはやはり根強いものがあると思われるので、イラスト需要を考えて、作成することにした。
オンライン英会話のイラスト #1 | 素材屋小秋 https://t.co/0pP6QoxlUh
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年12月17日
#2は、東南アジア人女性講師と若い男性。オンライン英会話では、フィリピン人の女性講師が多数起用されていることを受けて。
最もありそうな東南アジア系女性講師のイラストが見当たらなかったので描いてみた→オンライン英会話のイラスト #2 | 素材屋小秋 https://t.co/U2mzfmZhKS
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年12月16日
#3は、南アジア系かアフリカ系とおぼしき男性講師と、シニア男性。若い人よりは多少しゃべれるようになっているという設定にしてみた。
お父さんリストラとかじゃないといいんだけど→オンライン英会話のイラスト #3 | 素材屋小秋 https://t.co/Fc4npqsd4S
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年12月17日
ただし、会話の内容を
「ご職業は?」
「いやー、かつては大企業で働いていたんだけどね…」
としてしまったので、イラストを使える場面が限定されてしまったかもしれない。
#4は、白人男性講師とシニア女性のオンライン英会話の場面。これだけ話せるなら楽しいだろうなあと思いつつ描いた。ちなみに、講師のモデルは妖怪ウォッチのトムニャンだ。
先生のモデルは妖怪ウォッチのトムニャン→オンライン英会話のイラスト #4 | 素材屋小秋 https://t.co/B738pz55xy
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年12月16日
配色のポイントは統一感とメリハリ
さて、これらのオンライン英会話のイラスト。先生と生徒の属性、組み合わせ、会話の内容を考えるのにちと時間を要したが、それ以上に苦労したのは配色だった。
個々のイラスト内の配色のバランスがとれていることは勿論のこと。「オンライン英会話のイラスト」の一覧ページに4つ並べたときに、統一感とバラエティ感との両立を図るにはどうすればいいか。
一部例外もあるが、だいたいのところ、こうなった。
<統一したところ>
背景の色、パソコンと画面の背景色は共通。
受講者の服と吹き出しの色の色相を揃えた。例えば、服が紺なら吹き出しは薄い青、という具合。色彩用語でいうと、トーンオントーン配色というやつ。
<バラエティ感を出すためにメリハリをつけたところ>
受講者の服の色を異なる色相にした。黄のあたりが欠けているが、背景が黄色なのでバランスは取れていると思う。
先生の服と受講者の服を対照的な色にした。赤⇔緑、黄⇔紫など。
色の調和において、統一感とメリハリのバランスが大事!というのは色彩検定なんかでも出題されるポイント。覚えておくと、色々役に立つことが多いので、ぜひこの機会に。