バーゲンのイラストの描き方と配色

もうすぐ1月、初売りということで、それにちなんだバーゲンのイラストを「素材屋小秋」にアップしたので、今日は配色や色使いを中心に、制作過程を紹介してみる。
イラストは2種。ピクトグラム風の人々がデパートの建物に殺到している場面のイラストと、
バーゲンのイラスト #1 | 素材屋小秋 https://t.co/qD747uxPff
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年12月6日
売り場で人々が服を奪い合っているシーン。
イメージで描いたのだけどこういう争奪戦はリアルにあるのだろうか→バーゲンのイラスト #2 | 素材屋小秋 https://t.co/EiiP75y7L6
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年12月8日
先日紹介したブラックフライデーのイラスト#2は、このバーゲンのイラスト#2がベースになっている。紅白の幕と赤いのぼりは、いかにも日本ぽいなと思ったので、それは除いて、ショッピングカートの爆走を追加した。
日本でも始まったと聞いて→ブラックフライデーのイラスト #2 | 素材屋小秋 https://t.co/AimRqt3mOD
— 小秋【素材屋小秋】 (@koakisan) 2016年11月25日
主に使用した色はこちら。最初は、モンドリアンの三原色+モノトーンでシンプルに決めようと思ったのだけど、なんとなく寂しくなったので、青緑を足した。
今回使用した青緑は、Inkscape(使用ソフト)のカラーパレットの左端の方に、基本的な色とともに置かれている色だが、何かと重宝している。赤とは補色の関係にあり、バランスがとりやすい。RGBで言うと、R=0、G=128、B=128。
あと、黄色は、パレットの左端のほうにある色(R=255、G=255、B=0)ではなく、パレットのスクロールバーを右にスライドさせたところにある、やや赤みを帯びた黄色(R=255、G=204、B=0)を使っている。
こちらの黄色の方が、バーゲンセールの熱が伝わると思った。同じ黄色でも、赤に寄るか、中立か、緑に寄るかでずいぶん印象が異なる。一般に、赤寄りの色は「温かい」色とされることが多い。
ということで、今日はバーゲンのイラストの描き方と配色について。人物をピクトグラムで描き、色数を最小限+αにすることで、賑わいとスッキリ感の両立が図れたと思う。