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2016年第2回英検感想—準1級がTOEIC730点に相当するって言ったやつちょっと来い

eyecatch

昨日、10月9日に2016年第2回英検の準1級を受験してきたんだけど、誰だ英検準1級がTOEIC730点に相当するって言ったの

これまでTOEICスコア925を2回取った上で、ここ2~3ヶ月の間、過去6回分の過去問に加え、旺文社の「文単」「パス単」などを用い、また英作文対策としては「英検1級英作文問題」まで駆使して臨んだというのに、合格できた気がしない。

いや、何かって、リスニングがボロボロだったのよね。今日(10月10日)の午後1時以降に、英検の公式サイトで解答速報が公開されるようだが、「不合格」の結果を突きつけられるのが恐ろしい。

問題用紙持ち帰りOKなので、自己解答をマークしておくと、判定できてしまうんですなこれが…
英検問題用紙

それまでの間、現実逃避気味に、初めて受験した英検準1級の新鮮だったところを書いてみることにする。

TOEICと英検準1級の出題内容の違い

英検準1級の試験時間は、「筆記試験」が90分、「リスニングテスト」が約30分という構成。筆記試験は、リーディングとライティングに分かれる。リスニングもマークシートだから筆記じゃないの?という気もするが、まあ、トータルの時間は2時間で、TOEICと同じなわけだ。

しかし、ずっとTOEICだけを受けてきた者として調子が狂うのは、リスニングが後に来ること。短文穴埋め×25問、長文穴埋め×2題(6問)、長文読解×3題(10問)に加え、120~150語程度の英作文をこなし、疲労した状態で、リスニングパートに突入する。

え?TOEICより問題数少ないのに余裕じゃん?と思うかもしれない。しかし、扱われている内容が幅広い。古代文明とか恐竜とか環境とかジェンダーとか。TOEICでは、講演の表題とか書名でしか登場しないようなトピックが普通にメインとなっている。

しかも、ひとつの文章のボリュームが300~500語超と大きく、構文も複雑。また、要求される語彙力は、TOEIC730の比ではない。いや、900でも、TOEIC対策しかしてない人には、太刀打ちできないだろう。

そして、その後に続くリスニングも、同様に内容は多岐に渡り、気が抜けない。TOEICのPart3に近いPart1では、会社の同僚どうし、企業と顧客という組み合わせだけでなく、夫婦の会話も展開。過去問においてはお巡りさんと犯罪被害者の会話なんてのもある。

Part2は、アナウンスを聴いて答えるという点では、TOEICのPart4に近いのだが、内容は易しめの科学ジャーナルの朗読か?ってなもんだし。

最もTOEICに近いのは、自動応答や館内アナウンスを聴く最後のパートだが、与えられたシチュエーションを英文で読んで理解しておかなければならない。図表はないが、感覚としては、TOEIC新形式のグラフィック問題に近い。そんなのが6連発。しんどい。まあ惨敗したことの言い訳なんだけども。

保護者の同伴が想定されている

受験会場は、関西学院大学だったのだが、周囲の受験者をざっと見ると、若い人多し。学生さん、というか高校生、え?もしかしたら中学生?ぐらいの子の姿が目立つ。

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2016年2回英検関学会場

たまに、あ、同年代の人いるわーと思うと、それは受験生の保護者だったりして。何で分かったかというと、試験監督者から「解答用紙の記入事項について保護者の方の確認が必要な場合は」うんぬんというアナウンスがあったから。

いや、解答用紙の記入事項って、受験番号、氏名、受験地コード、受験会場名、2次試験の希望受験会場、電話番号ぐらいなんだが…そこに保護者の確認が必要なのに、英語力は英検準1級を受験するレベル。解せん。

それはさておき、ロビーで親御さんが、受験者の下の子とおぼしき小さい子を連れて、所在なさげにしているのも新鮮だった。

なんというか雰囲気が色々とゆるい

TOEIC会場のように黒服・腕章の人がうろうろしていないので、変な緊張感がないところがよかった。学校の門から会場のある校舎までは5分ぐらいあるのだが、その間の案内表示もほぼ皆無と素っ気ない。こういうところが、受験料に反映してたりして。

英検会場立て看板

座席があらかじめ決まってなくて、先着順というあたりもよかった。会場に着いたら、身分証と受験票を呈示して受付をするのだが、そこで指定されたフロアに上がったところ、教室が二つ。係の人に「お好きな方へどうぞ」と言われ、かつてTOEICを受けた覚えがある方の教室を何となく選んだ。

入室すると、前から順に席が埋まりつつあり、その最後尾に片手を挙げた係の人がいて、誘導してくれる。私が選んだ教室では、5人掛けの長机を3人で使うことになっており、「こちらへどうぞ。お次の方は席1つ明けて真ん中へ」という具合。私は、たまたま通路側をあてがわれたので、そのまま従ったが、交渉の余地はありそうな雰囲気だった。

あと、リスニング試験中、一度音声が途絶えたのだが、係の人は特にあわてふためくでもなく、「あ、なんか音飛んじゃってるみたいなんで、この問題もう一回流しますね」と至って普通のトーンで再生し直したのが、なんか衝撃だった。

TOEIC900超でも英検準1級はしんどいぞ

ということで、雰囲気としてはTOEICよりピリピリしてなくて、疲労度は低かったものの、リスニングのあまりの出来なさに凹んだ、というのが初の英検準1級受験の感想だ。

とりあえず、「英検準1級(TOEIC730程度)」なんていう言説は全く信用できないと言いたい。ソースは、TOEICスコア925で、英検用の語彙対策、長文読解対策、英作文対策を経たにもかかわらず、もしかして落ちたかも…と恐怖している私だ。

そうそう、英作文については、今回、さらっとしか書いていないが、対策に時間を費やした(そのうち詳細を書こうと思う)。その上、英検準1級にはスピーキングもあるというのに、何をもってTOEICのLR、しかも730点レベルと同等と言えるのだろう。謎だ。

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