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無職の彼からプロポーズ!経済的に不安定な男性との結婚生活はアリ?

eyecatch

職業意識に関するある講義で、講師が女子学生に、「あなたに十分な収入がある状況で、大好きだけど無職の彼氏からプロポーズされたら受けるか」と質問してみたところ、ほとんどの学生が「ノー」と答えたという。

「彼氏がアルバイト」もダメ。経済的に不安定な男性とは結婚できないという。結婚してからしばらく定職についていなかった私は女子学生に厳しい意見に涙が出そうになる。

(2016年2月6日付日本経済新聞 労働政策研究・研修機構副主任研究員 池田心豪氏の連載コラム「男女ギャップを斬る」より引用)

コラムの中で池田氏は、遠距離恋愛の彼女との結婚を機に、仕事をやめたという男性の例を紹介。妻となった女性はずっと仕事を続けており、男性は学業(結婚後に大学進学)と育児を両立して幸せだという。

家事の分担度合いと奥さんの幸福感が不明なので、何とも言えないなーという感じだが、池田氏は、彼の生き方を「素直に良いな」と思い、経済的役割も柔軟に分担できたら、人生の幅が広がると考えているそうだ。

しかし、家事育児を担っているなら男性が無職もいいじゃない、という考え方はあまり共感を得られない模様。女子学生たちは、自分もバリバリ働きたいと考えていても、やはり男性が一家の大黒柱であることが前提と考えているようなのだ。

まあ子供が欲しい女性はそうだろうな。妊娠出産でどんな異変が起こるか分からないんだもの。

子供を作るつもりがない場合でも、結婚相手の男性が無職もしくはアルバイトでもいいかどうかは、その男性の資質によるだろうなあ。うちの亭主は、結婚当時は某国家試験に向けて勉強中で、生計はアルバイトで立てていた。そして色々あって現在は在宅仕事をしつつ主夫。外で働いてくるのは私の役割で(稼ぎはあんまりよくないけど)、それで我が家は回っているのだが、私は非常に運がよかったのだろうと思っている。

というのは、結婚前に、亭主のことをそれほどよく知っていたわけではなかったからだ。出会ってから結婚するまでは、遠距離での交際で、期間は1年数ヶ月。実際、いっしょに暮らし始めてから「こんな一面が!」という発見が多々あった。もうすぐ結婚して18年だが、いまだに分からないことも多い。

運がいいというのは「こんな一面」が、台所や家計をきっちり仕切ることであったり、家にいながらお金を作り出す意思と能力を持っていることであったり、へヴィメタルが好きになったり等々、家庭運営上好ましいことがほとんどであったことだ(最後のはあんまり関係ないか。でも趣味が合うのは重要だと思う)。

もし、結婚するまで見えなかった性質が、家事を引き受けておきながら放棄したり、パチンコやゲームやアルコールや薬物に依存したり、常に他の女あるいは男の影がちらついたりするというものであったら?それでいて、家計の大部分は自分の肩にのしかかってくるのだ。想像して、ゾッとすることがある。

ということで、女子学生の皆さんは、経済的に安定していない男性からプロポーズされ、「男女の役割は柔軟に!ね、進歩的でしょ?」などと言われても、相手がよほど信用できる人でない限り、これまで通りのスタンスでいいと思う。

ただ、これを書きながら思った。ギャンブルやアルコール依存、浮気はレアケースにしても、奥さんが金銭的にご主人にぶら下がり、家にいるのにろくすっぽ家事をしないというような話は、一般のサラリーマン家庭では珍しくないような。

男性には大黒柱であることと家事育児の分担を要求するが、自身には無職であることも許容し、家事もできる範囲でしかしないという話なら、とんだダブルスタンダードだよな。なんか、世の男性が結婚を躊躇する気持ちが分かるような気がしてきた。

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