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アメリカが離脱する「パリ協定」ってそもそも何なの?

eyecatch

トランプ米大統領がアメリカのパリ協定離脱を決断したようだ、というニュースを知ったのが昨日。

そして今日(現地時間の6月1日)、正式に離脱が表明されたという報道があった。困ったことになったなあ。パリ協定は、7月実施のeco検定に出題されると踏んでいるのだが、どのような扱いになるのだろう。

今さら人に聞けない—パリ協定ってそもそも何なの?

ここで、そもそもパリ協定とは何かというと、温室効果ガス(GHG)削減のための国際的取組みの枠組みで、2015年の「COP21」で採択され、2016年に発効したばかりの条約だ。

eco検定公式テキスト第6版では、「2020年以降の国際的枠組みを決定し、全ての国が参加する法的拘束力を持つ国際条約」と説明されている。

「全ての国」というのは、途上国を含む参加国のすべて。この点、途上国(中国・インドも含まれていた)には削減義務はないとされていた、2005年京都議定書とは異なる。

また、パリ協定は、Co2排出量ランキング世界1位の中国と、2位のアメリカの批准により発効したという点でも画期的だった。

なのに、その鍵とも言えるアメリカが、もう離脱するという。

まあ、アメリカは過去に京都議定書からも離脱しているし(ブッシュ政権時代)、トランプ氏は、大統領選の際にパリ協定離脱を公約にしていたというので、遅かれ早かれ…ではあったのだろう。

ただ、受験者の勝手な感想を言うと、発表は2ヵ月後ぐらいにしてほしかったなあと。eco検定で、パリ協定に関する出題があるとして、テキストまんまの内容が出るのか、それとも時事問題(1割ほど出るらしい)として現状が問われるのか、不安になったでないの。

eco検定に出そうなパリ協定関連のキーワード

とは言え、今回のニュースは、パリ協定と京都議定書について集中的に整理するいい機会となった。パリ協定関連の代表的なキーワードをまとめておこう。

2℃目標
世界的な平均気温上昇を、産業革命以前と比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃以下に抑えるように努力するという目標

ロス・アンド・ダメージ
日本語だと「被害と損失」。適応できる範囲を超えて発生する気候変動の影響。パリ協定では、これらを救済するための仕組みを整えていくことになった

グローバル・ストックテイク
全体の進捗確認のこと。5年ごとに協定の全体の実施状況を確認し、取組みが十分であったかどうかを評価すること

COP
国連気候変動枠組条約の締約国会議。パリ協定が採択されたのは、2015年のCOP21で、京都議定書採択は1997年のCOP3。

ところで、eco検定の勉強を始めて、地球は人間の活動の影響で温暖化しているという考え方がベースになっていたが、トランプ氏の「地球温暖化はでっち上げ」説を聞いて、自分も以前はそちら寄りの考え方だったことを思い出した。

自身は、車も乗らないし、ガス給湯器も壊れたままだし、照明は限りなく暗く、テレビ炊飯器電気ポットなどを持たないという、可能な限り化石燃料を使わない生活を送っているので、排出削減しようぜ!という流れは一向に構わないのだが、根本のところの疑いは持っていたいと思う。

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