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セブンカフェの機械のデザインへの工夫を大阪と宝塚で比較してみる

セブンカフェ
photo credit: haru__q via photopin cc

佐藤可士和さんデザインのセブンイレブンのコーヒー(セブンカフェ)の機械の使い方が分かりにくいという話が、最近、「@デザイナー各位 現実の様子です」というツイートをきっかけに盛り上がっていたようですが、この機械のデザインについては、ちょうど1年ぐらい前にも話題になっていたようですね。

セブンカフェの様子 が各店舗の工夫いっぱいで面白い|NAVARまとめ

どういう話かというと、セブンカフェの機械のデザインがあまりにもシンプルで、ホットとアイス、ラージ(L)とレギュラー(R)の区別がつかないお客が続出したためか、各店舗がテプラやPOPで工夫しまくっている、という話。

おお、これは知らなんだ、ということで近所のセブンイレブンのはどうなっているのか、わくわくしながら行ってみました。ちなみに、私が住んでいるのは、兵庫県の片田舎で、過疎ということはないけれど、割とお年寄りが目立つ土地柄です。

そんな地元宝塚某町のセブンカフェ。
セブンイレブンセブンイレブン 宝塚南口2丁目店のセブンカフェ

ど真ん中に「温」「冷」と大きく貼られ、そして「L」「R」ボタンが「大」「小」の自家製シールで覆われてます。値段のテプラも貼られていて、もとのデザイン完全否定ww

しかし、かなりユーザーフレンドリーですね、これ。日本語が分かる人なら、直感的に、求めるコーヒーのボタンを押すことができそうです。

実に興味深い。ということで、続いて別のセブンにも行ってみました。打って変わって大阪市内はキタのオフィス街の店舗です。
セブンイレブン大阪市肥後橋駅前店のセブンカフェ

かなり控えめではありますが、「ホット 100円」という具合に、各ボタンの下にシールが貼られています。やはりそのままでは混乱を生じるということでしょうね。

で、このお店では、自ら注文してみたところ、問題はボタンだけではないことが判明しました。

というのは、アイスコーヒーのレギュラーを注文し、お金を払って、カップを入手し、機械の前に立ったのですが、どこにどうカップをセットすればいいのか、一瞬分からなかったのです。

おそらくここだろう、と当たりをつけて、正面下部の透明のカバーを引いてみたところ、開いたので、やっとセッティングすることができました。
制作中のセブンカフェ

そして、カップをセットして、ボタンを押してからも困惑は続きました。最後の内部からきゅりきゅりと音が聞こえてきたものの、それ以外に何も起こらなかったからです(「実は、ICE COFEE」の文字の左側(レギュラー側)のバーが点滅していることに、最初は気が付かなかった)。

「おそらく今、抽出中なんだ。きっとそうに違いない」

と自分に言い聞かせつつ、待つことしばし。ようやくカップにコーヒーが注がれ始め、安堵のため息をもらしたのでありました。

機械からカップを取出し、蓋とストローを装着して完成。
完成したセブンカフェ

さて、セブンカフェでの私の困惑ポイントをまとめますと、以下の二点となります。

①カップを置く台のカバーの開け方が、直感的に分からなかった
カバーに「STEP1: 開ける」ぐらい書いといてくれてもいいぐらいだと思いました。取っ手の部分に色を付けるだけでも、かなり違うと思います。

②自分が正しく操作できたのか不安になった
じつは押したボタンの側のバーが点滅していたのですが、気が付きませんでした。「抽出中」などのインジケーターがあれば、不安にならないですんだでしょうね。

まあこれらは、緊張すると視野狭窄におちいってしまう私の問題で、そこまでデザインに求められても困る、と言われてしまうかもしれませんが、こんなユーザーもいるよ、ということでご報告。

いやしかし、このネタ、単に可士和さん叩きで終わらせるのは勿体ないですよ。ユニバーサルデザイン(なるべく多くの人にとって使いやすいデザイン)とは何かを考えるいいきっかけになりそうです。

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