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サッポロビール『限定醸造 麦とホップ 』を飲んでみた

eyecatch

サッポロビールの第3のビール(新ジャンル)「麦とホップ」シリーズの限定醸造<赤>を飲みました。

何が赤なのか思ったら、液体の色が通常のビール系飲料よりかなり赤みに寄った色なんですね。これは、「カラメル麦芽」に由来するものなんだとか。

カラメル麦芽とは何かといいますと、麦芽を加熱して、糖分をカラメルに変化させたもの。ビールに香りとコクを与え、赤みをつけるはたらきをもち、濃色ビールや黒ビールなどの深い色のビールに用いられています。

で、味の感想ですが、色から想像するよりもすっきりしていて、濃い味のビールが好きな私には、ちょっと物足りない気が…。1度だけリピートしてみましたが、その次からは、同じ麦とホップであれば、プレーン(?)か黒に手が伸びてしまうのでした。

サッポロビール『限定醸造 麦とホップ <赤>』

ところで、この麦とホップ<赤>のように、紫寄りの赤が使われたビール缶って、これまでなかったような気がしたので、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ各社のビール系飲料のラインナップを調べてみました。

すると、同じサッポロのYEBISU(ヱビス)ブランドの「薫り華やぐヱビス」にほぼ同じ色相が使われていることが判明。もちろんこれも他にはちょっと見られない色だったりします。

麦とホップ<赤>のパッケージとほぼ同じ赤をバックグラウンドに、トーン違いの赤のダイヤ柄が、黒に近い濃色から淡色へのグラデーションで描かれているというデザインで、全体的に見ると、ボルドー色に見えるんですね。

「薫り華やぐヱビス」は、ヱビスとフレンチの名店ジョエル・ロブションとのコラボ商品で、液体の色は赤くないのですが、パッケージに赤が使われたのは、ジョエル・ロブションのイメージに由来するものなのだそう。

パッケージをデザインした森田恭通氏によると、ジョエル・ロブションのイメージカラーであるルージュ(赤)×ノワール(黒)を取り入れつつ、ジョエル・ロブションとヱビスビールの共通項である「革新性」を一目で感じられるデザインにしたかったのだとか。

やはりビールのパッケージにとって、深い赤というのは、革新的な試みであるようです。

ただ、麦とホップ<赤>にしても、薫り華やぐヱビスにしても、唐突な感じがしないのは、用いられる色に、ちゃんと商品の特徴やコンセプトといった根拠があるからでしょうね。

で、思ったのは、これまでビール系飲料のパッケージに全く用いられなかったピンクや紫系の色も、適切な根拠さえ与えることができれば、いけるのではないかなあということです。

この数年で、ビール系飲料のパッケージの色域がぐんと広がり、青や緑も当たり前になってきた昨今、もしこれが実現すれば、売場で目立つこと請け合いなのですが…

何をどうすれば、ビールのパッケージにピンクや紫を用いつつ、消費者を納得させることができるのか?これを考えるのは、商品色彩の感覚を磨くいいトレーニングになりそうです。

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