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商業的にはかなり厳し目!? 「ピンクの車」の魅力を成功事例から考えてみる

eyecatch

去る2012年12月25日に行われた、トヨタ自動車の高級セダン「クラウン」新型のお披露目会見に登場したクラウンが、まさかのピンク色で驚いたという記事を書きました。

で、思い出したのですが、カラーコーディネーター検定1級(商品色彩)公式テキストにピンク色のクルマに関する記事があったなあと。

要約させていただきますと、ピンクのクルマというのは、商業的に難しく、例外的に成功することもあるが、多くはアイキャッチカラー(広告などを見た人の目をひきつける効果のある色)という話。

数少ない成功例として挙げられているのは、80年代半ばのホンダ「シティ・カブリオレ」と、1999年のトヨタ「ヴィッツ」です。

ホンダ「シティ」と聞いて「♪シ~ティ~ ぁホンダッホンダッホンダッホンダッ」と歌ってしまった方は同年代ですねきっと(笑)その曲が流れるTVコマーシャルで宣伝されていたモデルかどうかは定かではありませんが、ホンダ「シティ・カブリオレ」のピンクはこちら。

「ホンダ シティカブリオレ ピンク」の検索結果

ソリッドでビビッドなピンクで、プラスチックのような質感が、今見ると新鮮ですね。

一方、トヨタヴィッツの「ペールローズメタリックオパール」は、こちら。淡いローズ色のメタリックカラーに二酸化チタンを配合し、見る角度によって微妙に色調を変化させることで、ロマンティックな雰囲気を表現しています。

トヨタヴィッツ「ペールローズメタリックオパール」(日本自動車工業会)
http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200005/06.html

ペールローズメタリックオパールは、2000年「オートカラーアウォード(ACA)」のグランプリを受賞した色です。市場の評価も高く、同モデルのヴィッツの販売台数のうち、シルバーメタリックに次いで2位、20%のシェアをこの色が占めたとか。

その後、このトヨタの成功に、他社が追随したのかどうかは不明ですが、2011年の三菱トッポや2012年の三菱ekワゴンの「サクラメタリックピンク」、ダイハツのミラココア「ムースピンクパール」など、同様の淡いピンク色は女性を顧客の中心とするコンパクトカーのカラーアベイラビリティー(色揃え)のひとつとなったと言えるかもしれません。

と思ったら、先鞭を切ったヴィッツの現在のカラーアベイラビリティーには、淡いピンクは含まれていなかったりするのですが(汗)ピンク系は、かなりビビッドな「チェリーパールクリスタルシャイン」のみです。

トヨタヴィッツ チェリーパールクリスタルシャインの検索結果

この色もまた、ACA受賞色(2012年ファッションカラー賞受賞)で、「甘いだけじゃない、おとな女子だからこそ身につけられる色」なんだそう。

そういえば、同じトヨタの新型クラウンも、似たようなインパクトの強いピンク色でしたが、さて、ヒットカラーとなるのか、それともアイキャッチカラーにとどまるのか。他社のクルマのカラーの動向も含めて、注視していきたいと思います。

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