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『色のユニバーサルデザイン』(日本色彩研究所/著)を読みました

eyecatch

「色のユニバーサルデザイン」という本を読んでいます。

「誰もが見分けやすく美しい色の選び方」という副題がついたこの本は、色のユニバーサルデザイン、つまり色の見え方が一般色覚とは異なる人たちに配慮した色使いやデザインの解説書です。

「色の見え方が一般色覚とは異なる人たち」というのは、網膜の錐状体(色彩を感じる物質を含む視細胞)の種類が少なかったり働きが弱かったりする色弱者や、白内障を発祥した高齢者などのことです。

例えば、一般色覚の人たちがコントラストの効いた色の組み合わせだと感じている赤と黒の組み合わせが、色弱の人には同じような色の組み合わせに見えたり、一般色覚の人には難なく見えるガスの青い炎が高齢者の人には見えにくかったり。

そういった、色覚の異なる人の不便を解消していこうという動きが、色のユニバーサルデザインで、カラーコーディネーター2級公式テキスト(第3版)に取り上げられている「カラーユニバーサルデザイン」もほぼ同じ意味です。

ただ、2級テキストのカラーユニバーサルデザインについての項目では、どちらかというと色弱の人たちへの配慮が前面に出ている印象なのに対し、本書は高齢者の色覚にも紙面が割かれ、加齢による色覚の変化のメカニズムが詳しく解説されています。

色のユニバーサルデザイン入門の書としてはもちろん、2級テキストのカラーユニバーサルデザインの高齢者の項をより詳しく理解したい方にもおすすめの一冊です。

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