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郊外マンションを買うこと、しかも二世帯近居なんて怖すぎると思う件

eyecatch

室内遊戯場、DIYスペース、地元の農産物を販売する月1のマルシェ、お母さんの職場復帰支援セミナー。

これ、とある東京郊外の分譲マンションに付加価値を与えるために、三井不動産レジデンシャルが編み出したサービスなんだけど、そんな運用次第でグダグダになりそうなコンテンツで、最寄りの鉄道駅から徒歩20分以上という負の側面がカバーできるもんだろうか。

一応、バス停が目の前にあり、また最寄りの鉄道駅というのが京王線の調布駅で、そこから新宿まで特急で2駅17分という話ではあるんだが。

件のマンションのメインの価格帯は4,300万円で、郊外の物件としては安くはない。みんなよく考えた方がいいんじゃないかなあと、いま、日経MJ 9月25日号 3面の「『駅遠』『郊外』でも売れる!」を読みつつこれ書きながら私は思ってるんだけど、現実には、7月に売り出した第1期販売分の140戸がその日のうちに完売したらしい。

なんでも地元企業が、地域振興支援として、モデルルームに訪れた人に対し、駅へのアクセスとか、病院やスーパーの場所など詳細な地元情報を提供したことが、顧客の信頼を勝ち得たのだろうという話なんだが、いやいや、ちょっと待て。

自分でネットでちょこっと調べたり、そのへん歩いてみたりして便利さが分からないようなら、相当不便じゃないのかその辺り。そもそもそのマンション、入居開始が来年2016年の10月だし、事情変わっちゃったらどうしようとか考えないのだろうか。

しかも、三井さんのおすすめは親子3世代での入居。ある30代の契約者は、自分たち夫婦と子供世帯と、自分の両親世帯の2戸を購入したらしい。いわゆる「近居」というやつだ。

「親が同じマンションに住んでてくれれば、急用で子供の世話ができない時に助かる」

と。

うーん、何というか…この30代ご夫婦及び親御さんが、ローン抱えずに2戸を購入できるだけの資金を持っていて、いずれは便利な駅近に住み替えたり、ヘルパーさんを雇ったりできるならいいのかも。でも、そうじゃないとしたら怖すぎると思うのは、私が悲観的すぎるのか。

子供のためにも、親世帯も爺婆世帯も身軽な方がいい気がするんだけど、まあ、おそらく、私の身近なサンプルが悪いのであって、多くの家庭では想像するような問題は生じないのかもしれない。

例えば、亭主は中学の頃、父親(私にとっては義父)から「マンションのローンをいずれは引き継げ、いずれはお前のものになるんだからいいだろう」という趣旨のことを言われた。

全力で断った結果、最終的に義父はマンションを売却して、故郷に帰ったのだが、彼に帰る故郷がなかったらと思うと、かなり怖い。

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