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花火のセレクトショップ「fireworks」の小さな花火大会に学ぶ起業のヒント

eyecatch

この夏、東京を中心に全国各地20か所で「小さな花火大会」が開催されていたらしい。ふつう花火大会っていうと打ち上げ花火を眺めるもんだけど、これは一定のスペースを借り切って、参加者に自ら家庭用の花火をしてもらうという企画。

場所は八重洲ブックセンター本店屋上や、代官山T-SITE(代官山蔦谷書店があるところ)内の駐車場や各地の温泉旅館など。花火セット代を含むチケットを買って参加するシステムで、料金は、数百円から千円というところ。
http://enjoyfireworks.jp/festival/

企画は、バイヤー山田遊氏が運営する「methods」の花火ブランド「fireworks」。同ブランドのディレクター村上純司氏が、日経MJのインタビュー(9月9日号掲載)で語ったところによると、「小さな花火大会」を始めたきっかけは、花火の購入客から「花火ができる場所は?」と尋ねられたことだそうで。

花火?んなもん家の前や空き地でやればいいのに?と思った私は、昭和45年生まれ。みんな普通にそのへんで花火をしていた記憶があるんだけど、今はそうじゃないんですね。公園や川、海、キャンプ場なども花火禁止だそうで。そうか。

それで村上氏は「だったら自分たちで作るしかない」と思い、企画してみたら大好評だったと。冬場にスキー場でやってみたいというオファーもあるそうで。

これ、うまくすると通年で集客できるかも。例えば、ハロウィンイベントの企画とか。で、思ったんだけど、花火の他に、自宅や公共の公園等でできないことって何かないだろうか?バーベキュー場なんかは既にビジネスになっているけれど、他にも何かないか、考えてみる価値はありそうだ。

そして、「fireworks」の、ブランド誕生のきっかけとなったエピソードにも、なかなかグッとくるものがある。以下引用。

10年前、ギンザコマツで日本の文化をテーマにした商品企画に携わった時に、線香花火を手掛けたことがあった。安い中国産に押されて風前の灯だった国産を、きり箱に入れ、25本入り3500円の価格で打ち出した。当時20本で100円が相場だっただけに破格であったが、インテリア店やミュージアムショップから注文が寄せられた。

花火自体は普通の玩具売り場で売られているものだったようですが、価格設定と見せ方が絶妙だったんだろうなあ。

2010年に「fireworks」ブランドがスタートしてからは、花火をろう引きの薄紙で包んで、販売。派手な色柄の花火も、紙を透かして見ることで、和の雰囲気と高級感が出るとのことで。高級感が出るとどうなるかっていうと、ブランドのノベルティや結婚式のプチギフトの需要があるようです。

ということで「fireworks」から学んだこと。

  • 自宅や公共の公園等でできないことをするための場所を提供すると喜ばれる
  • チープなものにもデザインの要素を持ち込むことで付加価値をつけることができる

お店を構えているけど、いまいち客足が伸びない人、抱えている商品の売れ行きがいまいちな人、これからビジネスを興そうと思っている方は、ぜひご参考ということで。

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