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インバウンドに続く「リ・バウンド」現象。外国人に人気のスポットが日本人にも人気とか

伏見稲荷
photo credit: DSC04534 via photopin (license)

リバウンドならぬ「リ・バウンド」。カードゲーム「遊戯王」に同じ名前の札があるようだが、日経MJ 10月14日号の1面は、それとは別の意味でこの言葉を用いている。訪日外国人の「インバウンド消費」をきっかけに、日本人が日本の観光地や店、モノを再評価する動きを「リ・バウンド」と名付けたらしい。

紙面には、赤い千本鳥居で有名な伏見稲荷大社や、大阪は梅田スカイビルの空中展望台、浅草の人力車、伝統芸能の「剣舞」の鑑賞や体験ができる京都の「サムライ剣舞シアター」など、いかにも日本を感じさせるものから、訪日客のSNSの投稿から評判が拡散したという飲食店や買い物スポットまで、多数の「リ・バウンド」の例が掲載されている。

飲食店や買い物スポットの取材は、主に口コミ情報サイト「Yelp」が2015年6月に発表した「外国人に人気の東京スポットベスト30」というランキングを参考に行われた模様で、浅草「花月堂」のジャンボめろんぱん(上記ランキング6位)、秋葉原の中古ゲーム専門店「スーパーポテト」(同16位)、渋谷の「アバウトライフコーヒーブリュワーズ」(同20位)の名前が挙がっていた。

「花月堂」のジャンボめろんぱん

スーパーポテト。ゲームコーナーがあるらしい。

アバウトライフコーヒーブリュワーズ。

識者は、リ・バウンド現象をこう語る。

「欧米人の集まるスポットに洗練を感じる日本人は多いほか、美術館でも建築物でも『世界的に評価を受けた』と言われると日本人は行きたくなるもの」
(日経MJ 10月14日号 1面 訪日客対応コンサルティング「やまとごころ」の村山慶輔代表)

うーん、やっぱりというか、悔しいけれど自分もそうだ。ありきたりだと思っていたヨックモックのシガールがドバイで大人気と聞いて、特別な菓子に思えてきたり、毎日見てる梅田スカイビルとか、以前は無駄なものを作ったもんだと揶揄しかしてなかったけど、数年前に外国人客が急増と聞いた途端、名建築に見えてきたり。

こうなってくると、例の各国の人が海に飛び込むエスニックジョーク、あれの日本人のパートを「世界が評価しますよ」に変えてもいいかもしれない。

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この点、若い人にはそのような海外信仰ってないのかしらと思えたのが、MJのインタビューに応えた都内に住むある16歳の女子高生。原宿とか渋谷はもう飽きたので、最近は、外国人向けのガイドブックや口コミサイトで遊びに行くところを探していると言うのだが、彼女なんかは、訪日外国人を「日本文化にお墨付きを与えてくれる偉い人」ではなく、「自分たちとは異なる視点を持つキュレーター」として見ているのではないかという気がした。

しかし、かと思えば、「外国人がゲームを楽しんでいる様子が見たかった」との理由でスーパーポテトを訪れる女子大生がいたり。

年齢は関係ないのか、それとも18歳あたりで分岐点があるのか。異人さんがゲームをしているところを見たいって、なんだその昭和の田舎の小学生みたいな動機。実は訪日客をナンパしに来ていて、そのカムフラージュに失敗したって方がまだ好感が持てる。頼むから、陰からコソコソ眺めて「うわーほんとにいるーwww」なんてやるのだけはやめてほしい。

ともあれ、訪日客の行くところに日本人も訪れるという傾向はあるようで。今までインバウンドなんて関係ないと思っていたお店の皆さんも、外国人観光客の誘致につとめると、いいことあるかもしれません。

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