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マムジーンズはダサい私の80年代を思い出させるからやめてくれ

eyecatch

「最近の若い子のファッションは分からん」と言うようになって、かれこれ10年以上になるが、分からんどころかダメージを受けたのは初めてだ。「マムジーンズ」と呼ばれる股上の深いジーンズにトップスをインなど、80~90年代に若者時代を過ごした人間には、ダサい恥ずかしい過去でしかないファッションが若い女子に受けているという。

思えば、1990年代半ばの70年代ブームの頃、ベルボトムジーンズの再来を見て、私よりひと世代ぐらい年上の人たちが「やめてくれ!!」と悲痛な叫びをあげていた。

当時20代前半だった私は、「何がそんなにイヤなんだろう?」と不思議に思ったものだが、今ならその気持ちが痛いほど分かる。なんというか、古傷をえぐられるような気分になるんだな。

しかも、私にとっての70年代ファッションは、新鮮なだけでなく格好いいものだったのだが、昨今の若者は80~90年代ファッションを「ダサい」「やぼったい」と認定した上でそのダサさを楽しんでいるというではないか。ダメージ2倍である。

紙面では、チェックのシャツをジーンズにインし、リュックを背負い、眼鏡をかけてバンダナを額に鉢巻き風に巻く「オタクコーデ」や、GUの「ハイウェストマムジーンズ」などが紹介されていた。

ジーユーのハイウェストマムジーンズの商品ページのキャプチャ。股上深っ!そして、ダンガリーシャツと合わせて裾インとかやめて。昔を思い出すから。

GUハイウェストマムジーンズ

GUの人によると、

マムジーンズは「ビバリーヒルズ高校白書」など90年代前後にヒットした米ドラマを意識したデザイン。レトロでちょっぴりダサいイメージだ。だが若い世代からは逆に「新鮮」と注目され、「3月の発売以降、売れ続けている」

らしい。いや、向こうの人はいいんだけどさ。何着ても。それを日本に持ち込むのはどうなんだ。

「ビバリーヒルズ高校白書」オープニング

一方、オタクコーデであるが、「オタク風」の格好を楽しむという営みは、そう新しいものではないらしい。“女の子のためのキュレーションメディア”MERYでは、「秋葉原コーデ」として、2014年にすでにまとめができている。

オタク風ファッション『秋葉原コーデ』はみんなでやって10倍楽しい。|MERY [メリー]
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※2016年12月10日追記
運営元のDeNAがキュレーションメディア群の炎上のあおりを食らって、MERYも削除されちゃった(というかMERY自体もクロなのか?)。上記をクリックすると、MERYからのお知らせにつながります。

まあ、バンダナ、黒メガネ、チェックのシャツ、ケミカルウォッシュの股上深いジーンズにリュックという、秋葉原にいるとされる典型的な「オタク」のいでたちをみんなお揃いで楽しんでいる女子たちがいる、という記事でした。
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うーむ、そこまでコアな格好はしていなかったが、80年代にオタクでもあり、チェックのシャツとストーンウォッシュのジーンズを愛用していた私にとっては、胸が痛い記事である。

しかし、MJによると、現在インスタでオタクコーデでの写真を投稿するのが流行らしいが、本当なのだろうか。今回のMJのトレンド面は、GUのマムジーンズのPR記事じゃなくって?と思いつつInstagramをのぞいてみた。

どうやら本当のようだ。2016年6月4日午前10時現在の「オタクコーデ」の検索結果は3,083件。んでもってみんなお揃いのコーデでユニバーサルとかディズニーとか行ってるし。

Instagram「オタクコーデ」の検索結果

オタクコーデの検索結果

そのファッションで目を大きくして美肌エフェクトかけるとシュールだなー。そして、私は別にリアルが充実していないわけでもないのだが、なんか「リア充爆発しろ」って言葉が反射的に口をついて出た。

ちなみに、ロケットニュース英語版でも取り上げられていて、それも読んでみようと思ったが、おばちゃんすごく疲れたので今日はもうやめる。

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