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同性婚のニュースをきっかけに考えた—結婚式場の「LGBT対応」って必要なの?

eyecatch

今年、2015年1月に同性婚や同性婚のカップルに養子縁組を認める法律が施行されたルクセンブルクで、同国首相のベッテル氏が同性婚をしたとのニュースが報じられました。

ルクセンブルクのベッテル首相、パートナーの男性と結婚(15/05/16)

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ルクセンブルクのベッテル首相、男性と同性婚 EU初

ルクセンブルクのグザビエ・ベッテル首相(42)が15日、交際中のベルギー人建築士の男性と同性婚をした。同国では今年、同性婚が合法化されたばかり。ベルギーの地元紙ルソワールなどによると、同性婚をした首脳は欧州連合(EU)加盟国では初めてという。

いや、動画と写真を見たのですが、こんな晴れやかな笑顔、久々に見ました。こんな顔の人が増えたら、世の中平和になりそうですね。

で、このニュースをきっかけに、10日ほど前の日経MJで、「LGBT」(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字で、性的マイノリティーと言われる人の総称)関連の特集が組まれていたのを思い出し。新聞の山を漁って、「LGBT 接客壁なし」という見出しの記事が一面を飾る2015年5月4・6日合併号を発掘したのでした。

記事はこう始まっています。

「LGBT」と呼ばれる性的マイノリティーへの配慮を深める企業が少しずつ増えている。LGBTは国内人口の7.6%に上るとみられ、当事者の消費活動だけでも推計5.9兆円に達するという市場。先進企業の取り組みに共通するのは、LGBTを特別扱いするのではなく、一般の人ができることを当たり前にできるようにするというバリアフリーの発想だ。

うーん、「一般の人」と分けてる段階で特別扱いしてるような…これを当事者が読んだら気分を害しそうだと思うのは、私の無知ゆえでしょうか。

と思ったのですが、やはり接客のプロは違いました。本文で紹介されていた、結婚式場「八芳園」で、同式場初の同性カップル(男性どうし)の挙式・披露宴を担当するスタッフの方の話。

その方は、当該カップルとの初回の打ち合わせの場を、他のお客と同じ部屋に設定したといいます。

その理由は、

「わざわざ『個室にしますか?』と聞けば、こちらが他のカップルの目を気にしていると感じさせてしまうかもしれない」

というもの。

特別な配慮をするのか、他のお客と同じように扱うかは、そのお客の何気ない一言から細やかにくみとろうという姿勢のようです。素晴らしい。接客の本質を見た気がします。

で、思ったのですが、すべての接客スタッフが彼女と同じ姿勢であるならば、ことさらに「うちはLGBTを支援していますよ!」なんて声を大にして言わなくても、ターゲットとしたいお客は自然に集まってくるのではないかと。

むしろ、会社としてはLGBTフレンドリーを表明しているのに、現場の対応がボロボロ、なんてことになったら、そのダメージは計り知れないような気がするんですが、いかがなもんでしょう。

まあ、企業側が勝手に評判を落とすのは構わないんですが、誰かの人生の大事な一場面にケチをつけるようなことだけは、してほしくないなあと思う次第です。

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