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ビール「水曜日のネコ」の名前の由来は?ヤッホーブルーイングのネーミングの方法

eyecatch

黒猫

ヤッホーブルーイングのクラフトビール「水曜日のネコ」は、ビール売り場でよく目立つ。パッケージが、ビールの色にはあまりない水色だからだ。

水曜日のネコ

が、手に取ったことはない。ネーミングが謎なのと、猫のイラストがアートっぽいところに、なんとはなしの苦手感があるんだよな。

そんな私は、昨日、9月11日発行の日経MJの1面記事「今どきネーミング」を読んで、なんかストンと落ちた気がした。私は同商品のターゲットから大きく外れていたのだ。同記事で、「水曜日のネコ」を例にとった、ヤッホーブルーイングのターゲット設定からコンセプト決定までの過程が紹介されていたのでご紹介。

①ターゲット選定→30歳前後の女性。
②嗜好・行動の調査→癒し、アロマ、ネコ。週の真ん中(=水曜日)にリフレッシュしたい
③コンセプト決定→先端的な女性が仕事終わりに気持ちをリセットする。象徴キャラクターはツンとしたネコ。

なるほど、それで「水曜日のネコ」だったのか…どおりで、毎日定時あがりで麒麟淡麗でリセットしてる私44歳にはアピールしないはずだ。

それはさておき、コンセプト決定からの同社のネーミングの過程がすごい。

全員で商品候補名を1000ほど出す
 ↓
「和」「アート性」「プレミアム感」など自社で決めた9要素に照らして候補を5つ程度に絞る
 ↓
デザインとともに10~20人のターゲット層に提示して感想を聞く
 ↓
うち2~3割が強く支持したものを検討

すなわち、1000もの名前を挙げた中から最も尖ったものが残るというわけで、そりゃ「水曜日のネコ」の他にも「インドの青鬼」「月面画報」「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」などユニークな名前の商品が多いわけだと、深く納得した次第。

なお、このヤッホーブルーイングの商品名の決め方が紹介された日経MJのネーミング特集には、「『二度見』を誘う名付けのツボ」として、他にもインパクトのある名前の商品が、名づけの経緯とともに紹介されている。

洗剤の「茂木和哉(もてぎかずや)」、三真のおかき「ニューヨークマヨネーズ」、肉を美味しく食べるためのブランド「肉ソン大統領」など、なんだこの名前は?と人を混乱させる名前の数々。

ニューヨークマヨネーズは、7月下旬から8月初めにかけてネットで大いに盛り上がっていた模様。佐野氏エンブレム騒動に気をとられて、全く気が付かなかった。悔しい。

謎の駄菓子「ニューヨークマヨネーズ」なんでこの名前?社長に直撃 「マジウマ」「買い占めた」ネット騒然

また、同特集では、「写ルンです」(1986)、「お~いお茶」(1989)「熱さまシート」(1994)、「甘栗むいちゃいました」(1998)、「鼻セレブ」(2004)、「俺のイタリアン」(2011)など話題を呼んだ名ネーミングの歴史も紹介。

専門家の分析によると、最近のネーミングはオーソドックスなものが多く、「和」への回帰傾向も見られるとの話。例として「渋谷ヒカリエ」が挙げられていたが、他にも「あべのハルカス」や「東京ソラマチ」など、確かにそういう傾向ありますな。

ということで、色々お役立ちの情報が詰まってますので、ネーミングにお困りの方は、ぜひ日経MJ2015年9月11号のご一読を。今日(9月12日)中であれば、コンビニでも買えると思います。

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