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ギョーザ女子が話題だけど「あえて女子が餃子」って面白い?

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「オヤジギャル」なる言葉をご存知だろうか。1990年前後の流行語で、オヤジすなわち中年男性のような行動を取る女子大生やOLを指して使われていた。

オヤジギャルとは週刊誌SPAに連載されていた中尊寺ゆつ子のマンガ『スイート・スポット』からきた言葉で、年は若いがオヤジのような行動をする女性(ギャル)のことである(下記具体例参照)。オヤジギャルは当初、同マンガの主人公:小山田ノン(大手物産の問題OL)に対して使われた言葉だが、後にそういった女性に対して使われるようになり、1990年には流行語大賞で新語部門・銅賞を受賞している。
【オヤジギャルの具体例】
・駅の立ち喰いソバを平気で食べる
・電車の中でスポーツ誌を読む
・疲れたらユンケル皇帝液を一気飲みするなど

オヤジギャル(おやじぎゃる) – 日本語俗語辞書

上記具体例の他に、ゴルフの打ちっぱなしに通う、屋台で熱燗を飲む、競馬に通う等の行動をする女子も、オヤジギャル呼ばわりされていたと記憶している。

当時はバブル期。当時の若い女性の装いは、イケイケ派はワンレンボディコンで武装、ナチュラル派はW浅野ばりのコンサバファッションであり、要は見てくれはきれいなお姉さん風。

そんなお姉さんがドリンク剤とか立ち食いそばとか、そのギャップが面白い!と取沙汰されたのが、オヤジギャルブームであった。田舎にいたから実物見たことないけど。

で、なんでこんな昔語りをしているかというと、日経MJの10月28日号の「トレンド」面で、「ギョーザ女子」に関する記事を読んだからだ。

シンガーソングライターの玉城ちはるさんが8月に『餃子女子』を出版したこともあり、がぜん盛り上がりを見せているようで。

いや、別に玉城さんがオヤジだと言いたいのではない。オヤジギャルのことを思い出すきっかけになったのは、下記に引用した部分。

「女子っぽいイメージではない食べ物だからこそ、あえて女子が行くと面白い」
(女子限定のギョーザコミュニティ「東京餃子部」の発起人(24))

SNSに頻繁にギョーザの食べ歩き写真を投稿するという、東京都在住の女子大生(21)は「スイーツやイタリアンではなく、女子があえて庶民的な『ギョーザ』を食べるのが逆におしゃれ」と主張する。「私ってこんな庶民的なお店にも行っちゃうんだよ、という好感度の高いキャラをアピールできるのがギョーザ」なのだとか。

この「あえて女子がギョーザ」って発言にバブル臭を感じるわけである。ほんとにこの人たち20代なんだろうか。

そもそも、ギョーザ×女子に特にギャップを感じない。みんなそんなにギョーザ食べてなかったの?女子とギョーザの間にはそんなに深い溝があったの?それでギャップ萌えなら、若い頃から「好きな食べ物は餃子」と公言して憚らなかった私はモテモテだったはずだ。まあその他のスペックとの兼ね合いもあるだろうから何とも言えんけど。

あと、今さら庶民的なお店に行くことで好感度アップというのも、にわかには信じがたい。それとも、私が年を食ってスレてしまっただけで、若い世代は意外とピュアなんだろうか。だとすると、この世はまだまだ若者に売り込めるお宝だらけなのかもしれない。

ところで、ギョーザと女子のギャップを楽しむ彼女らに、女性をターゲットにしたお洒落な餃子店は、アピールするのだろうか。

東京餃子通信を運営する塚田亮一編集長が日経MJに語ったところによると、「1~2年前から女性を意識した作りの店が増えた」とのこと。

また、大阪王将は使用するにんにくを臭いが残りにくい種類を変更したり、外観をおしゃれにしたりして、入りやすい店を意識しているという話。

挙句の果てにはこんなお店まで。

まあ、ここのターゲットは、上記のギョーザ女子たちじゃないかもしれないけど。ただ、キラキラしたガラスの器に載せられた餃子には、ものすごく違和感があるのは確かだ。

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