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ファイナンシャルアカデミーのお金の教養講座の感想を語ってみる

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11月22日に、ファイナンシャルアカデミーなるマネースクール主催の「お金の教養講座」というセミナーを受講した。最近、突発的にお金を増やす勉強をしたいと言い出した亭主が見つけてきた無料の講座で、面白そうなので私も乗っかったもの。

亭主のブログ記事「ファイナンシャルアカデミー『お金の教養講座』で学んだこれだけのこと」を読んで、すっかり完結した気になっていたのだが、よくよく考えてみると、私自身はブログを書いていなかったのだった。せっかくノート3見開き分もメモを取っていたというのに。

ということで、今日はそのメモを頼りに、ファイナンシャルアカデミーの講義のレビューをしてみたいと思う。興味はあるけれど、「怪しい?」「評判どうよ?」と思ってる人の参考になれば幸いだ。

講義は、ファイナンシャルアカデミー主催の泉正人氏の著書『お金の教養』がベースだという話。講師は、長友麗子さんという女性だった。ちなみに美人である。

ただ、今手元にあるその本(まだ読んでない)の目次をざっと見たところ、構成は異なるようだ。本が7章から成るのに対し、講義は、10の「お金の教養」と、それに対応する10の「お金の仕組み」というセクション分けで展開された。

例えば、「お金の教養1」で「”お金を持ち続ける能力” を身に付けよう」ということが提唱されると、「お金の仕組1」では、そのための「2割貯金」の方法が説明されるという具合。

ちなみに「2割貯金」とは、収入を2・2・6に分割し、2割を強制的に貯金、2割を語学や読書などの自己投資に充て、残りの6割で生活しましょうというもの。

自己投資に2割使ってもいいと思わせるあたり、後の有料講座への誘導につながるのかと、ここでちょっと警戒。実際は、あからさまな勧誘などは特になく、後にごめんよと思ったんだけども。

続く「教養/仕組み」2~4は、家計のP/L(損益計算書)やB/S(貸借対照表)を作るなどして、ちゃんと収支管理しましょうよ、という話で前半が終了。

ここまで、家計管理にノータッチの私は、「ふむふむ」と素直に聞いていたのだが、貯金大好きで毎年きちんと確定申告までしている亭主は、当たり前の話ばかりで正直眠かったらしい。続く後半、お金を増やす話になってようやく復活したそうだ。

後半は、ざっくり言うと「お金にも働いてもらう」手法の概観。「不動産」「株」「為替」「債権」「商品」の五つが挙げられ、うち、「不動産」「株」「為替」については、少し詳しい説明がなされた。

特に印象に残ったこととしては、

  • マイホーム選びの際は人に貸すことも考えて。取れそうな月家賃の200倍の値段の物件を買おう。
  • 株の銘柄選びの際には「自分の街にしかなくて全国区になってない会社はないか?」という視点を持つ。子供目線(ex.妖怪ウォッチ)、外国人目線(ex.サロンパス爆買い)も重要。

などなど。お金を溶かすものという印象しかなかったFXも、ちゃんと考えてやればそんなに恐ろしいものではないことが分かったのも収穫だった。

ということで、自分には縁遠いものだと思っていた株やら投資やらがぐっと身近になったファイナンシャルアカデミーの「お金の教養講座」。まずはこの講義のベースとなった『お金の教養』をしっかり読み込んで、そこから個別の学習に移りたいと思う。

あ、そうそう。当日お土産にもらった同じく泉正人氏の『お金の大事な話~「稼ぐ × 貯まる × 増える」のヒミツ~』も、読み物として面白かった。泉氏の不動産投資なれそめが書かれているので、「サラリーマン大家さんとかちょっといいかも」なんて考え始めた人にいいかもしれない。

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