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学校の先生必読!『色覚に関する指導の資料』(文部科学省)の3大チェックポイント

色覚検査

今日は、文部科学省作成の『色覚に関する指導の資料』のご紹介です。

色覚に関する指導の資料(クリックすると、PDFが開きます)

この冊子は、平成15年(2003年)4月から学校における児童生徒等の定期健康診断の必須項目から色覚検査が削除されることになったことを受け、教職員向けに作成されたものであるようです。

先日、このブログでご紹介した『知っていますか?色覚問題と人権 一問一答』で知った「日本色覚差別撤廃の会」のホームページから入手しました。

日本色覚差別撤廃の会のホームページ
http://nodaiweb.university.jp/cms/

この『色覚に関する指導の資料』の「はじめに」「おわりに」を除いた本編は、「色覚にかかる指導のあり方」として、次の4つの章から構成されています。

  1. 指導の基本
  2. 学習指導のあり方
  3. 進路指導のあり方
  4. 相談体制のあり方

「Ⅰ.指導の基本」には、

色の見分けが困難な児童生徒がいるかもしれないという前提で、色覚異常について正しい知識をもって児童生徒に接するとともに、必要と考えられる場合には個別相談に応じ、適切な対応を心掛ける

という教職員の基本的な心構えが書かれています。

「Ⅱ.学習指導のあり方」は、その実践編。授業をしたり資料を作ったりする上で気を付けるべきポイントが、実例豊富に語られている省です。

具体的には、

  • 黒板をきれいにしましょう
  • 赤、緑、青、茶色等の暗い色のチョークは避けましょう
  • 折れ線グラフや円グラフは、色だけでなく線のタイプや模様で見分けられるようにしましょう

というようなこと。これ、実践してもらえると、色覚タイプが異なる生徒だけじゃなく、一般色覚の生徒も見やすくなると思われますので、ぜひともお願いしたいところです。

チェックする方法は、モノクロにしても分かるかどうか。

そういや、私が小・中学生の頃って、学校で先生が作るプリントは全てモノクロで、グラフにはさまざまな線種やパターンが駆使されていたことを思い出しました。色のユニバーサルデザイン的にはあの頃の方がよかったのでしょうね。

「Ⅲ.進路指導のあり方 」では、色覚の異常がハンディになりうる職種があるとした上で、以下が強調されています。

しかし、人間の感覚に頼っていたものが、機械による測定も可能となったものもあることなどにも留意して、正確な資料に基づいた情報を提供し、職業選択に役立てるようにすることが大切です。

要は、色覚が原因で職業選択の幅を狭めることがないようにとのこと。

いわゆる「色覚異常」の人は、日本人全体で300万人、ほとんどは男性で、20人に一人が該当するとされています。ということは、単純計算すると、40人クラスに1~2人はいてもおかしくないことに。

もうすぐ新学期です。先生のみなさんには、どうか色覚の問題を他人事と捉えず、このPDFをご一読いただければと思います。14ページぐらいなので、すぐ読めちゃいます。
 ↓  ↓  ↓
色覚に関する指導の資料

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