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RIOT『UNLEASH THE FIRE』のジャケットがジョニーさんなのにカッコいい秘密を探る

eyecatch

先日、メタルフェス「LOUD PARK 14」で来日していたアメリカのへヴィメタルバンド「RIOT(ライオット)」のニューアルバム『Unleash The Fire』のジャケットが、マスコットキャラクターの「ジョニー」(アザラシみたいなやつ)が描かれているにもかかわらず、普通にかっこよくて驚いたので、今日はその理由を探ってみたいと思います。

こちらが、RIOTの最新アルバムの『Unleash The Fire』のアルバムアートワーク。

メタルという音楽ジャンルに馴染みがない方にとっては、違和感ありありだと思いますが、キャラを擁するメタルバンドは多く、それらがジャケットに登場するのは普通のことです。

アイアン・メイデンの「エディ」氏しかり…

ハロウィンのカボチャ頭(そういや正式名称知らないな)しかり。

これらのジャケットは、メタル的には普通に格好いいのですが、RIOTのキャラクター「ジョニー」は、なかなか突っ込みどころ満載だなと。

例えば、1977年のファースト『Rock City』

1979年の『Narita』

バンドのローディであったMike”Mighty” Tior氏をモデルにしたキャラらしいのですが、頭部のアザラシ部分と人体部分の取ってつけ感といい、あの2012年に話題になったフレスコ画の修復を思わせる画力といい、かなりの破壊力。

80年代後半にメタル専門誌BURRN!を愛読していて、RIOTの存在は認知していた私が、当時このバンドに食指を伸ばさなかったのは、これらのジャケットに大きな原因があると言えましょう。

しかし、今回のジョニーさんは一味違います。積極的に画力が高い人が描いたことは明らかですが、色にも何か秘訣があるのではないかということで分析してみました。

で、分かったのですが色のバランスが非常にいいのです。ざっと全体を見ると、上半分が青系、下半分が赤系という対照色相の関係にあり、画面に緊張感を生み出しています。

RIOT『Unleash The Fire』の色の分析

が、上半分、下半分は、それぞれほぼ同系色濃淡となっており、また、抑え気味のトーンのみが使われていますので、自然な印象。色彩検定テキスト的に言うと、「統一と変化のバランス」が取れている、というところでしょうかね。

ということで、ジョニーなのにジャケが普通に格好いいRIOTの『Unleash The Fire』。音の方は、今のところ前作の『Immortal Soul』の方が好きですが、これは私の音の好みかと。特に新しいヴォーカルのトッドの声が繊細すぎる気がするのですが、楽曲は絶品だと思います。

これまで聴かず嫌いしていた人もぜひ。また、中心人物であったマーク・リアリが亡くなって離れてしまった人も。

BURRN!11月号掲載の、ベースのドン氏のインタビューによると、RIOTは、リアリの精神を受け継いで活動していくとのこと。アルバムジャケットにも「REALE」の名が織り込まれています。

「REALE WAY」の標識

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